先日こんなことがありました。
近所の修理ショップに、スマホとSIMカードを持って行って、スマホの設定をお願いしたのですが、
そのショップは、ある方から、利用してみてとても良かったと聞いていた店でした。
最初に、店員さんが、「スマホ本体の設定が2,200円です」といってくれたおかげで、すごく安心して、設定をお任せできました。
スマホって、個人情報がたんまり入っているし、人に渡すときって、不安になりませんか?
私は不安を感じる方で。
でも、最初に、そういって、これは幾ら幾らと、こちらが尋ねる前に言ってもらえたことで、安心して頼ろうという気持ちになれたんですね。
「この程度の設定だったらタダでいいですよ~~」
なんて言われるより、なんか気楽でした。
料金表があって、スマホの設定はこれだけ、外部機器の設定はこれだけと、料金がはっきりわかって、そこが良かったです。次はこういうの頼んでみようと思えました。
その店員さんとこんな話もしました。
「ポケットWi-Fi、●●ってところがいいって話を聞いたんで、Wi-Fiも今度乗り換えようかと思ってるんですよ~」
「ああ、●●ですか? そこ、破綻しましたよ?」
「え、●●が!?」
私にとって、その●●Wi-Fi、つい最近、同業者から、「山の中でも繋がるWi-Fi」として、名前を聞いたばかりだったので、衝撃がありました。
「会社が破綻したかは知らないんですけど、サービスは完全に破綻しました。3000円強の料金で、制限なしって触れ込みだったんですけど、世の中には一人で100ギガを一日で使っちゃうガチ勢がたくさんいるんですよ。
そういう人は、無制限とか格安とかの情報に耳ざとくて、その●●Wi-Fiがサービス始めると、一気に群がっちゃった。最初から、商品設計自体に無理があったんです」(要旨)
「なるほど…(汗)」
京都に、百食屋というステーキ丼専門店があります。
人気店ですが、この店の特徴は、一日に100皿しかステーキ丼を売らないということ。朝一番に店の前に並んで、番号札をゲットした人しか、その日はステーキ丼にありつけません。
ホワイトな労働環境で、なおかつ店が黒字になるよう、コストを抑え、利益を出す工夫、それが一日百食まで、というルールです。
世の中、顧客の求めのままに、経営を拡大して、自滅する企業は多いものです。
液晶画面のニーズが高まったとき、市場ニーズに合わせて工場を建てたら、あっという間に、液晶の人気の規格が変わって、大量に在庫を抱え、雇った人も切って、会社の経営が危うくなった企業がありました。
売り上げを最大化しようとすると、ありとあらゆるニーズにこたえまくらなくてはいけません。売り上げを求めて、工場を作って、人を雇っても、流行が変わるたびに工場を作り替えたり、従業員を整理解雇するような経営のやり方は、企業にとってしんどいです。
「お客様は神様です」とばかりに、どんなニーズにでも応えるのではなく、企業側にとって継続可能なサービス、経営方法が求められています。それは、従業員にとっても、環境負荷という意味でも、顧客にとっても、「ちょうどいい」ところに落ち着くものです。
万人受けのサービスを目指すと、誰も欲しくないサービスが出来上がったりします。
良い治療院というのも、料金が分かりやすく、何のために役に立つのか「わかりやすさ」が大事だなぁと考えさせられました。
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PROFILE
山崎 美穂 やまさきみほ
鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)
大阪の女性鍼灸師
子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。
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