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「そこ!」というコリを狙える 大阪の鍼灸院 

ヤバい健康法。それ、誰も止めないの?

差しさわりがあるので、伏字にしますが、


私がこれまで見た、"傍目から、健康になっているように見えない健康法"をしてる人のうち、二人は●●●●●●をやってました。


かたくなな感じがして、フランクに「それ、効果なさそうに見えるよ」とは、言えませんでした。



世の中には、

「それって、わざとやってるの?」

ってくらい体調不良を放置している人がいます。




また、


傍から見て、体調が良くなっていってるようには見えない"変な健康法"に、ハマってる人もいます。




医療系の仕事をしていると、そういう人に出会う確率は高いです。


看護師さんや、医者相手に、とくとくと"オリジナル健康法"について話している老人がいますが老人じゃなく、若い人にも、そう言う人は少なくありません。


「身内は誰も止めないのか?」


と心配になるのですが、


家族との関係が微妙な方が多いです。




「少年がハンマーで、何度も自分の指を叩いていた。その様子を目撃した人が、

不思議に思い、


”どうしてそんな痛いことをしてるの?”とたずねた。


すると、少年は、こう答えた。


”叩くのをやめたときに、気分が良くなるからさ”」


(『うまくいっている人の考え方』ジェリー・ミンチントン著)


どれくらい気分の沈む人生を送っていたら、こんなトチ狂った楽しみに耽るようになるのか、いぶかしく感じるところですが、案外こういう人は多いです。


他人ごとじゃなく、私も経験があります。


15年ほど前、うつ病で休職していた時、ヒマでヒマで仕方がなかった私は、The Simsというゲームにハマっていました。.


心底、面白くないゲームなんです。80代になってから、「人生ゲーム」で遊んでるくらい面白くないゲーム。


そのゲームにハマっていたのは、他にできること(選択肢)がなかったのです。家にひきこもっていたので。




The Simsは、シムと呼ばれる、キャラクターを育てるシミュレーションゲームなのですが、それぞれのシムに、「願望」という形で、先天的な個性があります。


その「願望」は、ザっと

  • 遊び願望

  • 友情願望

  • 恋愛願望

  • 出世願望

  • 学習願望

  • お金への願望

  • 家族願望

こんな感じ。



恋愛願望のシムは、


●●に電話をかける

1回デートをすること

●●を誘惑すること

恋人を作ること

5回デートをすること

10人と「はじめての」デートをすること。


という具合に一つの願望を叶えるたびに、より達成が難しい新たな願望を持つようになります(リアルな人みたいですね)


私が育てていたシムは「遊びが好き」という個性をもったシムでした。


私は、彼を「なんとなく」大学に進学させました。 それが、失敗の始まり。




シム世界の大学は、なかなか過酷で、課題、バイト、授業、社交とタスクが多いのです。

私は張り切って彼を「出世街道」に導こうと、現れるタスクを次々にこなしていきました。


その結果。

彼は、ストレスが溜まると手近なところでストレスを解消しようと、ソファでトランポリンをするようになってしまったのです。


それが止まらない。


ソファでトランポリンは、子どもの、遊び好きシムがやることなので、当然、ソファは壊れます。そもそも二十歳の青年が、そんな遊びで満足など得られるはずもなく、発狂。


ソファから飛び降りて、地団駄。


課題に手をつけたかと思うと、ソファでトランポリン。デートの途中で、突然大学の寮に帰ったかと思うとトランポリン。心配になった私が、彼の欲しがっていた高級ゲームを渡しても、すぐ投げ出し、ソファでトランポリン。クラブに遊びに行っても、クラブのソファでトランポリン。


シム本人にも、自分が何を欲してるか、分からなくなっているようでした。





もしかしたらカルト宗教にハマる人も、こんななんじゃないかと思います。


「とにかく今が苦しい。溺れる手で最初に掴んだものに、がむしゃらにしがみつく」


そんな風にして、しがみつかれる対象は、その人の重みに耐えられず一緒に沈むしかない一本の藁か、その人を利用して一儲けしようとするサイコパスに決まってるんですが。




シムに話を戻します。


私は彼をコントロールしようとすることを諦め、ソファでトランポリンしては、急に発狂して地団駄踏むという、繰り返しが治まるのを、ただ待つしかありませんでした。


シムも、自傷行為でしか自分を保てないときがある。人間みたいです。


というか、人間がなんで、そういった自傷的な行動に出るか、シムのおかげで分かった気がしました。


こういった状態であっても、なにかの拍子に正気を取り戻すと、本人は、その瞬間、光が差し込んだように感じます。痛み止めを飲んだ途端、霧が晴れたようなスッキリした気分になるイメージです。


思考も行動も正常に戻って、不機嫌そうだった表情が変わり、その人の「周りへの対応」も、「周りの人からその人への態度」も、一変するでしょう。


本人は、突然「運まで良くなった」ように感じることでしょうね。


健康になると、運まで良くなるということは、多くの人が感じるところだと思います。でも、結局、健康になったからじゃなくて、健康になったことで、その人の行動やら態度やらといった、アウトプットが変わっているのです。


アウトプットが変わったから、周りからの反応も変わる。すると運が良くなったように感じる。そういうこと。





問題は、その「何かの拍子」が何かってことですよ。


カルトのようなまがいものだったり、まがいもの健康法だったりしないか?ってことです。


本物か、まがい物かは、本人より、身近な人の方が良く分かります。


痛み止めが切れれば、元の木阿弥。


本物なら、良い状態がずっと右肩上がりになっていくでしょう。


ハンマーで叩くことで、止めた一瞬スッキリした感を得るとか、献金したときだけ、仲間から拍手喝采されるカルトグループような、偽物の幸福感なら、いい気分と最悪な気分が、ジェットコースターのように急転し続け、安定することがないでしょう。





体調不良は、適切な医療機関の扉を開けて、中に入れば解決への道筋をつけてもらえますし、この世には、ほかにも健康に道筋をつける商売はたくさんあります。


そのうち、どれが本物か?どれがまがい物か?

あなたはしっかり考えたことがありますか?


医療と名がつけば、全部本物でしょうか?

では、痛み止めはれっきとした医療ですが、痛み止めを飲み続けることは、正しい医療行為でしょうか?


違いますよね。


痛み止めは常用して良いものではないですよね。


場合によっては、痛み止めに「依存」してしまうこともあります。


依存を作り出すような医療を認めるわけにはいきません。それはまがい物です。





その見分け方は、あなたに主導権があるかどうか。あなたに選択肢があるかどうか、です。


選択肢がない状態で、選ばされるのは、選んでるようで、「選ばされている」=「選択肢がない」のです。不自由です。そんな状態にある人は、不幸です。


シムが、ソファ・トランポリンしかできなくなっていたように、「他」を選べなくなっているとしたら、それはヤバい傾向です。





医療に限らずですが、選択と柔軟性と自由が、キーです。


今やってる「これ」がダメでも他のを試してみればいい。「これ」と「それ」、両方を試して、良い方にしよう。


そんな風に考える柔軟性、選択の余地がなくなっているなら、あなたは、「まがい物を選ばされている」可能性があります。




一時的には、不自由さを、しあわせだと錯覚する瞬間があるかもしれません。「自分で考えなくて良いのは楽」だから。


でも、最終的には「不自由」と「幸福」がセットになることはない。



あなたが、かたくなであるなら、そんなあなたを、周りの人は怖がるはずです。


あなたの周りから人がいなくなっていませんか?


かたくなさゆえに、人を遠ざけている?人が離れていっている?




「人が叱ってくれるうちが花」は、本当です。




あなたは、人が止めたら、一回足を止めて考えることができますか?仮に足を止めないとして、心が「不自由」な状態になっていませんか?


最終的にはあなた自身の判断ですが、あなたがあなたを不自由にしていないかということだけは、一度考えてみて欲しいのです。




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大阪市中央区玉造の鍼灸院

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PROFILE

山崎 美穂 やまさきみほ

鍼灸師(国家資格 はり師+きゅう師)


大阪の女性鍼灸師


子どもの頃、仕事と主婦業で忙しい母親を見て、「忙しくても通い続けられる治療院があったらな」と思ったのが、開院の動機です。


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